木造迷宮電子書籍コミック漫画の感想レビュー・口コミ

木造迷宮ほのぼのしたい貴方に木造迷宮をオススメ

日々の暮らしに疲れたり、なにかほのぼのとした気分になりたいなあという方に、アサミ・マートさんの木造迷宮をお勧めします。

最近完結したばかりで全12巻+外伝1巻と、ちょっと量はあるもののすぐに読めてしまう本です。
舞台はおそらく昭和30年から40年くらいで、あまり暗く無い時代。おんぼろの一軒屋に住む三文小説家、ダンナさんのもとに、住み込みのお手伝いさん、ヤイさんがやってきて、ほのぼのとした日常が描かれるという作品です。
漫画の内容は割と淡々としていて、日々の暮らしを楽しんでいる主人公らとその近辺の人たちが、好ましく描かれています。絵柄はかわいらしいもののいわゆる萌え絵とはちょっと違う感じです。40代くらいの人ならその背景にどこか懐かしいものを感じるのではないでしょうか。

出てくる人物がいずれも良い人たちで、ほのぼのとした話が多く展開します。終盤になると物語をまとめようとするせいか、恋愛風味が増えていきますが、あまりどろどろとした感じもなく、あっさりと終わります。盛り上がりが少ないと言えばそれまでですが、それが漫画の味にもなっているので、最初の1~2巻が楽しく読める人なら、最後まで楽しんで読めると思います。