カリフォルニア物語電子書籍コミック漫画の感想レビュー・口コミ

カリフォルニア物語カリフォルニア物語はオススメです。

吉田秋生さんの名作中の名作です。とても古い漫画ですが、電子書籍コミック版で買えます。別の名作 Banana Fish は巻数が多いので、ちょっと買ってみるか、というにはハードルが高いかもしれませんが、カリフォルニア物語は文庫で全4巻なので、気軽に大人買いしてもよいでしょう。画風が一巻から四巻にかけて激変していくのが微笑ましいですが、それよりなにより人間どうしのやりとりが、とても血が通った様子で描かれていて読み応えがあります。作者はこのころ二十歳くらいのはずで、文字通り天才ではないかと衝撃を受けます。
舞台は古き日のアメリカで、青年たちが様々な葛藤を、越えたり、またはつまずきっぱなしだったりします。なんか、あらすじがこう、と表現しづらいのですが、ストーリーがどう、というより、思春期の人が読めば沢山の共感に救われ、大人になった人が読めば蒼かった日をなつかしめる良い作品です。
ところでなぜか作者は「微妙にゲイ」なキャラを沢山登場させるのが好きです。BL系とは全く違いますが、なにか違和感を感じる人は、いるかも。